富士通は5月18日、2015年夏商戦で発売する携帯電話の発表会を開催。
今回の発表は、NTTドコモ向けの機種で、虹彩認証と非接触通信技術「TransferJet」を世界で初めて搭載した
ARROWS NX F-04G。
Androidを採用したフィーチャーフォンARROWS ケータイ F-05G。
2014年夏モデルとして発売済みの、らくらくスマートフォン3 F-06Fの新色(エアーブルー)の計3機種。
ARROWS NX F-04G
ARROWS NX F-04Gは“一瞬”の心地よさをコンセプトに開発されたという。
スマホで世界初搭載となった虹彩認証「Iris Passport」と、非接触高速通信「TransferJet」には注目。
Iris Passportは、約0.6秒で認証を完了。感覚的には一瞬。
他人受入率(他人の虹彩で認証を通過してしまう確率)が約10万分の1と、
個人ユースの認証システムとしては高精度であり、安全性にも配慮。
TransferJetは、リッチ(大容量)なコンテンツが増えていく中で、「Wi-Fi(無線LAN)では転送に時間がかかる」という要望に応えて搭載。
100Mバイトのデータを約4秒で転送できる。Wi-Fiと比べると一瞬と言えるスピード。
ARROWSケータイ F-05G
フィーチャーフォンを使っているユーザーは、電池持ち、文字の見やすさ、音声の聞きやすさ、
文字入力のしやすさといった、携帯電話としての基本機能を重視している。
F-05Gは、携帯電話としての使いやすさを追求した上で、
最新のコミュニケーションツールとして「LINE」を使えるようになっている。
LINEは一部操作を方向キー横のファンクションキーで行えるようにしてあったり、
サブディスプレイで新着通知を表示できたりと、富士通独自のカスタマイズがほどこされている。
らくらくスマートフォン3 F-06F
らくらくスマートフォン3 F-06Fには、8月上旬に青磁(せいじ)をイメージした新色「エアブルー」が追加。
この新色には、VoLTEによる高音質通話・ビデオコール機能とドコモメールが初期搭載。
ワンタッチダイヤル機能の改善で、ダイヤルボタンにアイコンを配置できるようになっている。
これらの新機能・改善は、7月下旬予定のソフトウェア更新で、既存の3色にも提供される。
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