iPhoneの「ホームボタンがなくなる」噂 Touch IDは? Digitimesの報道の信頼度は?

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インターネットでは、6月22日の月曜日に台湾のサプライチェーン筋から出てきた情報をソースに、

次期iPhoneが「Force Touch」機能を搭載し、

将来的な「Touch ID機能のディスプレイへの統合」「ホームボタンの排除」といったシステムデザインを根本から変更する可能性について話題になっている。

この情報源の信頼性も含め、このシステムデザイン変更について検証してみた。

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Digitimesの報道の信頼度

台湾Digitimesが22日に報じた最初のニュースと、25日にそれに続く形で報じされた情報がベースになっている。

Digitimesによれば、Appleは現在タッチセンサーとディスプレイドライバの統合(TDDI)を果たしたシングルチップのソリューション開発を進めており、

将来的には前述のようなTouch ID機能のディスプレイへの搭載やホームボタン排除といったことを目指しているという。

こちらは22日に同紙が報じたもので、具体的な時期については言及されていない。

だが25日に報じられた情報は、AppleがiPhone 6sと呼ばれる次期iPhone製品にForce Touch搭載を検討しており、

これにともなってFlexible PCB(プリント基板)の需要が高まっており、

関連サプライヤの2015年後半の業績を押し上げる結果になると述べている。

 

過去にも何度か触れているが、DigitimesのApple関連の報道は全体に信頼性が低い傾向がある。

ポジショントークなどと呼ばれる特定企業が自社宣伝のために流したリーク情報が、

そのまま同紙に掲載されることに由来するのが一因だと考えられる。

タイミングを考えると、22日と25日の報道ともに今秋発表が見込まれる次期iPhoneのことをDigitimesは示唆していると思われる。

これまでの(システムデザインの大幅変更は2年ごとという)iPhoneの製品サイクルを考えれば、

少なくとも「ホームボタン排除」といった変更がiPhone 6sで加えられる可能性は低く、

実際に起きたとしても来年の「iPhone 7」だと考えるメディアは多い。

Force Touch採用の可能性

Force Touchの採用やTouch IDのディスプレイへの組み込みがiPhone 6sで行われるかだが、

こちらは少なくともホームボタン排除よりは可能性が高そう。

前述TDDIはコスト削減策であると同時に、将来的な各種センサーのタッチスクリーンへの統合を意味している。

 

実際にTouch IDが次期iPhoneのタイミングでディスプレイ上へと展開されるかは不明だが、

ハードウェア機能の一部として取り込まれ、次の製品への布石となる可能性がある。

タッチスクリーンにForce Touchによる物理フィードバックがつくことで、

ソフトウェアキーボードがクリック音なしでも自然にタイプできるようになったり、

あるいは「ダブルタップなしでも(ボタンを強く押すことで)アプリ切り替えが可能なホームボタン」といったことも可能。

 

問題点は、Apple Watchでも導入されている「Haptic Engine」と呼ばれる振動モーターを導入するコストや、

実際に億万台単位で出荷されるiPhoneに十分な供給が可能かという点にある(実際、Apple Watchの出荷初期はHaptic Engine供給トラブルが話題になっている)。

薄型化や軽量化を実現するうえで、実装スペースやバッテリ容量などの問題も考えられ、

こうした全体バランスをみて今秋登場モデルでは採用が見送られるかもしれない。

ホームボタンがなくなるとどうなる?

Apple Insiderは同誌の独自ソースとして、Appleは実際にホームボタン排除を検討しているものの、

少なくとも来年2016年以降のモデルになると報じている。

業界ソースを持たない大方の見方も、Appleがホームボタン排除の最初の決断を行うのは来年登場のモデルだという考え。

「とりあえずアプリを終了させたかったらホームボタン」という利用スタイルは初代iPhoneから終始徹底されてきたユーザーインターフェイスの根幹であり、

これを変更するのはAppleにとっても大きな賭けとなる。

 

ホームボタンを排除することで、本体におけるディスプレイの専有面積は増え、

かつシステム上もハードウェアのデザイン設計に自由度が生まれることが期待できる。

ホームボタンの役割は「ソフトウェアのホームボタン」でもいいし、タッチスクリーン上のジェスチャーで代用してもいい。

 

ディスプレイ全体がTouch IDのセンサーとなることで、(認証時間はかかると思われるが)複数の指紋を同時に取得可能になり、

セキュリティ的にもより安全になる可能性がある。

 

現在は1本指のみで判別するTouch IDだが、ディスプレイ全体で指紋取得が可能になれば「ロック解除や認証に指を2~4本」必要にする設定も可能。

センサーの位置がディスプレイ全体となることで、複数の指で適当にディスプレイを触っているだけでスクリーンロック解除が行えたり、

Apple Payによる支払いもホームボタンの位置を気にせず、

画面を触った状態で非接触リーダーに近付けるだけで支払いを完了させたりと、使い勝手がよくなる。

 

ホームボタン排除のメリットはむしろ、このTouch IDの自由度向上にある。

Appleが2014年8月に申請した、このディスプレイ全体で指紋認証を行う出願特許が今年2015年2月に米特許商標庁に公開されていたりと、布石はすでに整っている。

 

 

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