SIMロックフリー「Surface 3」にドコモとauのSIMカードを差したらどうなるか?

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Surface 3のLTEモデルは、日本ではソフトバンク(旧・ソフトバンクモバイル)が独占的に取り扱い、

個人向けにはY!mobileブランドのモバイル通信サービスとのセットを前提に販売される。

しかし、Surface 3の本体そのものはSIMロックフリーで、本体単品での購入も可能。

理論上はNTTドコモのFOMAエリア(2.1GHz帯のみ)とXiエリア(2.1GHz帯および1.7GHz帯)や、

KDDI(au)の4G LTEエリア(2.1GHz帯のみ:iPhone 5で通信可能なエリアと同等)でも利用できるはず。

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Surface 3の国内対応周波数帯と、各キャリアの対応状況(LTE)
キャリア Band 1(2.1GHz帯) Band 3(1.7GHz帯) Band 8(900MHz帯)
Y!mobile
(ソフトバンク)
NTTドコモ ×
au(KDDI) × ×
Surface 3の国内対応周波数帯と、各キャリアの対応状況(3G)
キャリア Band 1(2.1GHz帯) Band 8(900MHz帯)
Y!mobile
(ソフトバンク)
NTTドコモ ×
au(KDDI)※ × ×
※auは3Gの通信規格が異なるため、周波数帯が合致していたとしても通信不可

「Surface 3」にドコモとauのSIMカードを差した結果は?

Surface 3にドコモとauのSIMカードを差すために、

「ドコモnanoUIMカード」、「au Nano ICカード 04(VoLTE)」をそれぞれ用意、Surface 3に差してみた。

ドコモのnanoSIMでの結果

NTTドコモでは、3G(FOMA)とLTE(Xi)ともに、2.1GHz帯(Band 1)をメインに据えてネットワークを構築している。

そのため、Surface 3でドコモのnanoSIMを使うことができれば、そこそこ広いエリアで使えるはず。

全く使えないエリアは、エリア情報ページで、3Gなら「FOMAプラスエリア」単独のエリアを、

LTEなら「LTEエリア(800MHz)」単独のエリアをそれぞれチェックすると分かる。

 

ドコモのnanoSIMが使うことができれば、いろいろなMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する、

いわゆる「格安SIM」も使えるはず。

 

入れたあと、ネットワークのチャームを開くと、ドコモのLTE電波を認識し、アンテナピクトも立つことが確認できた。

理論上使えるのだから、ある意味当然の結果。

 

ドコモの場合、入れて「接続」をタップすれば、すぐネットに接続とは行かない。

ドコモの場合、自社が提供する「mopera U」にも複数のAPN(アクセスポイント名:接続先を特定するための設定)があり、

さらにMVNO回線を含めて多数のAPNが存在するため、初回接続時に、APN設定が必須。

 

Windows 8.1には、mopera Uの接続設定がプリセットされているので、mopera Uを契約済みの回線なら、

候補の中から適切なAPNを選択すれば、すぐに接続される。

MVNOを含め、その他の接続プロバイダーを使う場合は、「カスタム」を選択し、APN情報を入力すると接続できる。

 

nanoSIMは、mopera Uの「シンプルプラン」を契約済みなものを使用、

プリセットの「mopera U(Xi)」を選択してすぐに接続できた。

auのVoLTE対応nanoSIMの結果

auは、Band 18/26(800MHz帯)を中心にLTEエリアを構築している。

そのため、Surface 3では、auの4G LTEのメイン電波を使うことができないということになる。

auで使う場合は、(本来は、Band 18/26の補完に使われる)Band 1でのみ使うことになるため、エリアは比較的限られることになる。

3Gについては、Surface 3が「W-CDMA(UMTS)」に対応しているのに対し、auでは「CDMA2000」を採用していて、

規格が異なるゆえにそもそも使えない。

 

理論上、「Band 1の4G LTEエリアでのみ使えて、3Gは全くダメ」という、ドコモと比較しても圧倒的不利なau回線での利用だが、

「試さなくてはオトコが廃る(すたる)」ということで、VoLTE対応nanoSIMを入れてみた。

なお、auでは、VoLTE非対応機種用と対応機種用とで、SIMカード(au ICカード)の種類が異なる。

 

auの場合、ドコモのSIMとは違う挙動となる。

入れたあと、ネットワークのチャームを開くと、アンテナピクトの横にauのロゴが表示される。

また、Microsoftアカウントがセットアップ済みで、無線LAN(Wi-Fi)などでネットワークに接続済みの場合、

バックグラウンドで自動的に「au 利用設定」というモダンUI用アプリをインストールするようになっている。

詳細な接続設定は、原則としてこのアプリから行う。

 

auでは、PCやモバイルルーターでネット接続をする場合、「LTE NET for DATA」(月額500円、税別)を利用することを前提にしている。

LTE NET for DATAを契約済みであれば、特に何も考えずにネットワークチャームの「接続」をタップすれば、すぐに接続される。

MVNO回線を含めて、別途APN設定が必要な接続プロバイダーを使う場合は、利用設定アプリの「接続先を設定する」をタップして、

APNを追加登録する必要がある。

 

利用設定アプリでは、PRL(ローミングエリア情報)の更新と、au Wi-Fi SPOTの接続設定も利用できる。

しかし、PRLの更新については、Surface 3では正常に動作しなかった。

 

今回用意したVoLTE対応nanoSIMは、LTE NET for DATAを契約済みなものを使用、

「接続」ボタンをタップすることで、すぐ接続できた。

ドコモやauのSIMも通信可能

推奨はされていない、ドコモやauのネットワークでもSurface 3は接続できる、ということが確認できた。

 

mopera U、LTE NET for DATAともに、インターネットに正常に接続し、ITmediaをはじめとするWebサイトの閲覧が可能だった。

IPv6サーバーにも接続できることも確認。

 

実用的に通信できるか、どの程度の速度で通信できるか試すところまでには至っていない。

 

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