最近ではビジネスでも利用されるLINE。
電話より気軽で、複数人と同時にリアルタイムなコミュニケーションがとれる点が魅力だが、ここで問題となるのがLINEを利用する端末。
LINEは基本的に1台の端末で1アカウントしか利用できないため、たとえばスマホとタブレット端末を2台持ちしている場合、
片方を使っている間にもう一方に届いたLINEのメッセージを見逃すというトラブルが起こり得る。

そこで覚えておくと便利なのが、複数の端末でLINEを同時利用する 裏ワザ。
条件次第では最大4台の端末でメッセージが共有できるようになる。
といっても、特にルール違反をするわけではない。以下に、そのテクニックを紹介。
Windows&Mac版のLINEを使う
まず、基本中の基本として覚えておきたいのが、Windows&Mac版のLINEならアプリをインストールし初期設定を行うだけで、
スマホと同じアカウントでメッセージのやり取りができる。
購入したスタンプも共有でき、複数台でのLINE利用にはもっとも簡単で便利な方法となる。
ただしWindows&Mac版のLINEを利用する際には、LINEアカウントにメールアドレスの登録が必要になる点に注意。
LINE for iPadをインストールする
タブレット端末でもiPadであれば「LINE for iPad」をインストールすることで、スマホと同じアカウントが利用できる。
ただし、「LINE for iPad」は音声通話やスタンプショップなどの機能に対応していないのが残念なところ。
とはいえ、メッセージのやり取りはちゃんとできるので、iPadユーザーには必須のアプリとなる。
LINEアカウントを取得するテクニック
注意が必要なのは、Androidタブレットの場合。
Androidタブレット向けのLINEアプリが用意されていないため、ひとつのアカウントをタブレットとスマホで同時利用することができない。
そこで登場するのが、自分用にもうひとつLINEアカウントを取得するテクニック。
LINEのアカウント取得は携帯電話番号を使ったSMS認証が基本だが、現在ではFacebookのアカウントでの認証も可能になっている。
つまりFacebookユーザーなら、自分のLINEアカウントを2つ持つことができる。
ただし、ここで利用できるFacebookのアカウントは、複数人の友達とつながっているなど、
ひんぱんに活用されている「アクティブ」なものに限られる。
LINE用に新規でFacebookのアカウントを取得しても認められない場合がある点には注意。
グループ機能
これで、スマホ用とは別に、Androidタブレット用のLINEアカウントが取得できた。
しかし別アカウントなので、当然ながらこれだけではメッセージの共有はできない。
そんな時に活用したいのがグループ機能。
スマホ・タブレット両方のアカウントをグループに含めるようにすれば、どちらでも同じメッセージが確認できる。
仕事向けのグループなら、そのまま新たなアカウントを追加してもらえばOK。
恋人とのやり取りのように1対1の場合でも、新たにグループを作成し、ここでやり取りをするというルールにすればいい。
別アカウントなのでスタンプの共有ができないといった問題は残るものの、複数の端末で同じメッセージが確認できるメリットはかなり大きいはず。
すべて組み合わせれば、スマホ、PC、iPad、Androidタブレットの4台での情報共有ができる。
複数の端末を併用している人は、今すぐ試してみよう。
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