6月中旬より、順次各キャリアからスマホの夏モデルが発売される。
すでに新機種に目星をつけ、販売開始を待ちわびている人もいる。
そんな、機種変更時に試してみたいのが、中古スマホの買い取りサービス。
セキュリティのことを考えると、正直不安だったりもする。そこで、スマホ買い取りに関する疑問を解説します。

中古スマホはどこで買い取ってもらえる?
大きく「中古ショップ」と「キャリア」の2つに分けられる。中古ショップには、インターネットでの買い取りを展開しているところもある。
業者を比較検討する際のポイントは?
買い取り額も大事だが、個人情報が入っている機器なので、安全が第一。
例えば、買い取りの際にきちんとデータを消去してくれるかなどの信頼性を重視した方がいい。
キャリアと中古ショップでは、どちらが得?
端末の状態が良かったり機種が新しかったりする場合は、中古ショップで売る方が高値のつく可能性がある。
一方、キャリアはというと、これまで使っていた機種を買い取りして新機種の費用から値引きをする、いわゆる「下取り」のパターンがほとんど。
故障や破損していない限り査定額が同一であることが多いが、機種変更と同時に下取りもしてもらえるので、手間はかからない。
手軽さ重視の人にはオススメで。別のキャリアに乗り換えの場合は中古ショップに持っていくことも検討しよう。
ネットと店舗では、どちらが得?
ネットの買い取りだと、「破損している部位がある場合は、ユーザーが送料を負担する」など条件がつくケースがある。
ただ、24時間いつでも申し込み可能なので、店頭に行く時間がない人にとっては使い勝手はいい。
買い取りの査定はどうやって受けられる?
ネットであればキャリアやメーカー、機種などを入力するだけで無料査定できることが多い。
キズや故障などの不安要素がある場合は、実店舗に持っていけば、その場ですぐ査定してくれる。
買い取り価格はいくらくらい?
最新モデルでも1万~8万円程度と、機種の人気や希少性などによって価格に幅が出る。
なかでもiPhoneの最新機種は比較的高額で売買される傾向にある。
数年前の機種でも、買い取り対象になる?
キャリアの場合は、発売からの期間に応じて買い取り対象が限定されていることが多い。
しかし、型落ち機種のなかには、アジア各国などで需要があるものもあるので、中古ショップではかなり昔の機種でも買い取ってくれる。
査定時には何がマイナスポイントになる?
端末に傷や液晶の割れがあると査定に響く。キャリアやお店によっては、買い取ってもらえないこともあるので注意が必要。
ちなみに充電コードや箱などの備品は、それ自体にあまり需要がないので、揃っていなくてもそこまで査定に影響しない。
高く買い取ってもらう時期はいつ頃がベスト?
最も価格が高い時期は限定できないが、新モデルが出た後は中古スマホ市場に旧モデルが増えるので値崩れしてしまいがち。
なので、新モデルに機種変更をする際の買い取りを検討している人は、できるだけ早めに買い換えた方がいい。
セキュリティ上、買い取り前にしておいた方がいいことは?
店舗でもデータを消去してもらえるが、うっかりデータが残ってしまった場合、第三者に悪用されてしまう危険性もゼロではないので、
自分でも事前消去はすべき。なお、各OSの消去方法は次の通り。
- iPhone…「設定」→「一般」→「リセット」の「すべてのコンテンツと設定を消去」
- Android…「設定」→「セキュリティ」の「端末の暗号化」をしたのち、「設定」→「バックアップとリセット」→「データの初期化」→「携帯端末をリセット」→「すべて消去」
ほかには、SIMカードを取り外す、microSDやおサイフケータイの初期化などを忘れずにしておこう。
使い道のない古いスマホも、ちょっとしたお小遣いにはなりそう。これらを参考に、買い取りを検討してみてはいかが。
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