タフネス凄いぞ! KDDIと京セラが高耐久スマホ「TORQUE」の耐久試験を公開 動画解説

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KDDIと京セラはこのほど、7月16日に発売するAndroidスマートフォン「TORQUE G02」の製品説明会を開催。

開発時に行った耐久試験の一部を公開した。

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「TORQUE G02」

TORQUE G02は2014年夏に発売した「TORQUE G01」の後継モデルで、

防水・防じん・耐衝撃など米国国防総省が定めた調達基準(MIL-STD-810G、MILスペック)19項目に加え、

京セラ独自の耐久試験2項目をクリアした端末。

G01から耐衝撃性能がさらにアップしたほか、新たに耐氷結性能と耐荷重性能、そしてスマホとして世界初という耐海水性能も備え、

水深1.5メートルの海中でも動作する最強スマホに進化した。

1.5メートルから落としても大丈夫な「TORQUE G02」。耐荷重性能や砂対策も

 

バナナでくぎが打てるマイナス20度で「TORQUE G02」を氷結させてみる。TORQUEでくぎは打てない

水中でのカメラは自動で水中撮影モードになる

ぬれたり、手袋をしていても操作できるタッチパネル

auのタフネスモデル

TORQUEはもともと京セラが北米市場向けに開発した製品で、

建築や土木などの現場で使われることを想定したタフネスモデルのブランド。

現地の法人需要に応える形で供給していたが、後に国内でもSIMロックフリーモデルとして一部で販売された。

 

採用したKDDIは、2000年からアウトドア仕様の防水・防じん・耐衝撃端末を販売していたが、

2012年11月発売の「G’zOne TYPE-L CAL21」を持って12年続いたシリーズに幕を下ろした。

KDDI プロダクト企画1部 プロダクトマネージャーの近藤隆行氏によると、「防水・防じん仕様の端末が一般化したこともあり、

シリーズとしての役割を終えた」と判断した。

また開発・製造を担当していたNECカシオ モバイルコミュニケーションズがスマホ事業から撤退した影響もあった。

 

しかしタフネスモデルを必要とするG’zOneファンから、「復活して欲しい」「同じスペックで良いから再生産して欲しい」

「機種変更する先がない」といった難民化を嘆く声が多数寄せられ、2014年に2年越しのタフネススマホ再投入が決まった。

 

「こうした声はSNSやメールだけでなく手紙でいただくこともあった。

中には『G’zOne TYPE-LのLって、ラストって意味だったのか?』というものも。

もちろんそんなことはなく、LTE対応やソーシャル機能のLive Gから取ったものだ。ここまで愛されているのならと、

タフネスモデルを復活させることにした」(近藤)

 

今回の復活に向け他社のモデルも検討したそうだが、「技術力と北米での実績」(近藤氏)から京セラとのタッグを選択。

北米向けTORQUEシリーズをベースにG01が開発された。

KDDIにとってもタフネスモデルは特別な存在であり、日本向けモデルでは特にデザイン性を重視した。

 

G01/G02とも工具が持つような実用性をデザインで再現。ボディは屋外の片手操作を想定してしっかりとホールドできる形状を採用し、

押しやすい物理キーも備えている。

最新のG02ではさらに端末の上下を分かりやすくしているが、これは上下左右が対称のことが多いスマホでは異例のデザイン。

またスピード感や機能美を感じさせるため、バイクのデザインも取り入れた。しかし担当デザイナーはバイクに縁がなく、

会議のあとにバイク店に行って初めてじっくりと実物を観察ということもあった。

アウトドア志向の専用ホルダーも用意

そしてタフネスモデルでは満足度が低かったというスマホケースについても工夫が施された。

そもそも堅牢性が高いモデルでは端末を保護する必要性が低く、ケースには保護以外の機能性が必要になる。

そこでカラビナなどをしっかりと装着できる着脱式のホルダーを企画した。

 

スマホケースには着せ替えを楽しむ用途もあるが、タフネススマホはほかにはないデザインのため、ケースで背面全体を覆うことはせず、

できるだけ本体が見えるように設計したという。

純正オプションであることを生かし、端末側にもホルダーとの位置合わせで使うノッチが設けてある。

このホルダーはG01用、G02用があるが、新しいG02用はさらに小型化してスマホ背面がよく見えるようになった。

近藤氏は「G01用のケースはau +1 collectionで半年以上ランキングのトップだった。G02用はさらに本体を隠さないデザインの、

まさに究極のケース(ホルダー)」と自信を見せていた。

アウトドアアプリ業界も注目

2014年夏に発売されたG01には、タフネスモデルを待ち望んでいたアウトドアユーザーや法人ユーザーからだけでなく、

アウトドア業界からも反響があったという。中でも「プリセットアプリに海や山で本格的に使えるものが少ない。

一緒に盛り上げていきたい」という声があり、G02ではアプリベンダー2社と協力してサーファー向けの波情報アプリ「なみある?」(サイバード)と登山用マップアプリの「YAMAP」(セフリ)をプリセットした。

 

プリセット版のなみある?にはG02専用ウィジェットが用意されているほか、G02ではYAMAPの有料プランが3カ月間無料になるなど、

機種限定の特典が付くのが特徴。

 

さらにスマホとBluetoothで連携するカシオ計算機の腕時計「G-SHOCK」(GB-6900B、GB-X6900B、 GB-5600B、GB-6900AA/AB、

GB-5600AA/AB)にも対応した。

専用アプリの「G-SHOCK+」をインストールすることで、スマホの着信通知をG-SHOCKに転送できるなど、

スマートウォッチとして利用できる。

 

G-SHOCK+アプリはiPhoneのほか、Androidではサムスン電子とシャープ、京セラの一部のスマホでしか利用できない。

カシオ計算機はG’zOneシリーズの開発に関わってこたこともあり、当初はTORQUE G01のサポートに難色を示していたが、

「何度も通ってお願いし、対応していただいた」(近藤氏)と明かした。

耐海水性 気になる故障率

そのTORQUE G02はどのように耐海水性能を実現したのか。

京セラ技術統括部の福田諭展氏は、「これまでの防水は安心感を提供するためのもの。

G02ではもっと水辺でアクティブに使えることを目指した。

G02では従来の防水・防じん性能に加え、海水の塩分と波打ち際にある砂の影響を考えなくてはならない。

また水中で使うなら、本体に水圧がかかり物理キーが押されてしまう点の対策も必要だった」と話す。

 

スマホに海水が付着してそのまま乾燥すると塩分が残る。これが防水通気膜に付着したままになると、

空気が行き来できず放熱性に問題がでてしまうため、G02では背面カバーを外して通気膜部分を洗えるようにした。

またネジなどの金属製部品は塩分で腐食するため、従来の金属メッキから腐食に強い焼付塗装へと表面処理を変更した。

 

また砂が物理キーなどの隙間に入ったとしても、すぐに洗い流せるよう、キーの形状と内部の防水シートの構造を改善。

そして水圧がかかってもキーが押されないよう、キーを押すのに必要な力(スイッチ過重)を増やして固くすることで、

水深1.5メートルまでの利用に対応した。スイッチ過重を増やすとより深い水深でもキーが押されないが、地上では使いにくくなる。

水中ではカメラが水中モードに

ボディだけでなく、ソフト面でも海中利用への工夫がこらされた。もっとも水中ではタッチパネルが利用できなくなるため、

待受動作以外でユーザーが操作できるのはカメラ機能だけとなる。気圧センサーで水中であることを検知すると、

カメラが水中モードになり、物理キーだけの操作に移行。

水中で撮影すると肉眼より青みかかった画像になるため自動で色味を調整するほか、

大気中と水中では光の屈折率が異なりゆがみも強くなることから、ゆがみ補正も自動で行うようにした。

 

もちろん高耐久性もG01から磨きがかかった。金属シャーシ(板金)と筐体フレームを一体成形することで剛性がアップ。

ボディの外装ケースはガラス繊維強化樹脂と樹脂製バンパーを一体成形した耐衝撃構造をG01から継承し、

さらに耐衝撃性を向上させた。4.7型ディスプレイはパネル表面を外装ケースから一段低くなっており、

落下時に直接地面などに触れないように工夫。

そのパネルには一般ガラスの8倍の強度があるという旭硝子製の特殊強化ガラス「Dragontrail X」を採用した。

京セラ独自のスマートソニックレシーバーを内蔵することで、開口部を減らし、騒音が大きくても通話の声が聞き取りやすくしている。

このほか、バッテリーの制御ソフトを見直すことで、マイナス10度以下の低温時でも問題なく動作するようにした。

 

なお基本スペックは液晶は解像度が720×1280ピクセルのHD表示で、

プロセッサは4コアCPUのQualcomm Snapdragon 400「MSM8928」(1.4GHz)、メモリは2Gバイト、

ストレージは16Gバイトと決してハイスペックではない。この点について京セラは、「タフネスモデルへのニーズは高耐久性や堅牢性が高く、

スペックについてはバランスを見て判断した」と説明。

タフネスモデルは開発・製造にコストがかかり、販売価格をあまり上げられないという事情もありそう。

 

一度は12年間の幕を下ろしたKDDIのタフネスモデル。復活第1弾となったTORQUE G01はセールスも好評だったためか、

G02が2年連続で夏モデルに加えられた。機種別の数字ではないが「タフネスモデル全体での故障率は極めて低い」(近藤氏)、

一般ユーザーにも高耐久性のメリットは大きい。

近藤氏は「市場の反応も良く、ぜひ次は『TORQUE G03』を紹介したい」と意気込みを語っていた。

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