SIMフリースマホ「honor6 Plus」実力をチェック!ライバルiPhone 6 Plusとの比較

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Huaweiから、800万画素CMOS×2のダブルレンズカメラと5.5型の大型ディスプレイを搭載した「honor6 Plus」が発売された。

SIMロックフリーのAndroid 4.4搭載スマートフォンだが、販売は同社が楽天市場で展開するVモールと、MVNOの「楽天モバイル」のみの取り扱いとなる。

気になる性能や、デジタル一眼ふうの撮影機能などを、ほぼ同サイズの「iPhone 6 Plus」との比較を交えながらチェックしていく。

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「honor6 Plus」

ジャパンディスプレイ製の色鮮やかな5.5型液晶を採用

本機は5.5型の大画面ディスプレイや製品名など、iPhone 6 Plusへのライバル意識が垣間見える製品。

だが、実際に端末を手にしてみると、滑らかな触感のメタルフレームや見る角度によって輝きが変わるクリアパネルなど、

iPhone 6 Plusとはまた違った触感や見た目の変化を楽しめる、密度の高いデザインになっている。

 

液晶ディスプレイはJDI(ジャパンディスプレイ)製のIPS-NEO液晶を採用。

国内で販売されている多くのSIMロックフリースマホと比べると、赤や緑の発色が鮮やかで黒の締まりもいい。

コントラストが高く、ネット動画もはっきりとした色で視聴できるのは好印象。

 

SIMカードスロットは、microSIMスロットと、nanoSIMとmicroSD兼用スロットのデュアルSIM仕様。

ただし、国内でLTEと3Gの通話と通信を利用できるのは片方のSIMスロットのみで、もう片方は海外の2G専用となる。

このため、国内では実質1スロットしか利用できない。

性能はハイエンドスマホ・8コアCPUを搭載

CPUにはHiSilicon製の8コアCPU(1.8GHz+1.3GHz)「Kirin 925」を搭載する。

CPU自体は2014年12月に発売された「Ascend Mate7」と同じだが、メインメモリはより大容量の3Gバイト(スペック値)を確保している。

honor6 PlusとiPhone 6 Plusのスペック
honor6 Plus iPhone 6 Plus
OS Android 4.4 iOS 8.4
ディスプレイ 約5.5型IPS液晶 5.5型IPS液晶
解像度 1080×1920ピクセル 1080×1920ピクセル
プロセッサ HiSilicon Kirin 925 /ARM Cortex-A15(1.8Ghz)+Cortex-A7(1.3GHz)8コア 64ビットA8チップ(1.4GHz)2コア
メインメモリ 3Gバイト 1Gバイト
ストレージ 32Gバイト 16/64/128Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト) なし
メインカメラ 有効約800万画素CMOS×2 8メガピクセル
インカメラ 有効約800万画素CMOS 1.2メガピクセル
バッテリー容量 3600mAh 2915mAh
444時間 384時間
サイズ 約75.7(幅)×150(高さ)×7.5(奥行き)ミリ 約77.8(幅)×158.1(高さ)×7.1(奥行き)ミリ
重量 約165グラム 172グラム
価格(税込) 4万9464円 10万6704円(16GB、SIMフリー)~

とはいえ、国内では採用例の少ないプロセッサなのでどの程度の性能かは想像しにくい。

そこで、実際にCPU性能を中心にテストする「Geekbench 3」と、CPUとGPUによる総合グラフィックス性能を計測する「3DMark」でベンチマークテストを実施した。

同じAndroid OSのスマホとして、サイズは異なるが2014年冬モデルの「Xperia Z3 Compact SO-02G」と、

2015年の春夏モデル「Galaxy S6 edge(SCV31)」の結果も掲載している。

ベンチマークテストの結果
honor6 Plus iPhone 6 Plus(ドコモ) Galaxy S6 edge(SCV31) Xperia Z3 Compact SO-02G
Android 4.4 iOS8 Android 5.0 Android 4.4
プロセッサ Kirin 925/1.8GHz+1.3GHz 8コア A8/1.4GHz 2コア EXYNOS7420/2.1GHz+1.5GHz 8コア Snapdragon 801(MSM8974AC)/2.5GHz 4コア
メインメモリ 3Gバイト 1Gバイト 3Gバイト 2Gバイト
Geekbench 3(Multi) 3259 2917 4989 2793
3DMark(Ice Storm Unlimited)” 14209 18005 24825 18165

 

Geekbench 3の結果に限れば、最新のGalaxy S6 edgeにはかなわないものの、ハイエンドスマホとしては高速な部類に入るといっていい。

一方、3DMarkについてはふるわない結果となっている。

とはいえ、「FINAL FANTASY III」や「グランド・セフト・オート・サンアンドレアス」などの3Dゲームを試したところ、どれも快適に動作した。

もちろん、ホーム画面の操作やアプリの切り替えも高速だ。性能面で不便さを感じる点はほぼない。

 

起動時のメインメモリ空き容量は約2Gバイト、ストレージも25Gバイト以上の空きがあり、いずれも余裕がある。

長時間駆動の大容量3600mAhバッテリーを搭載

バッテリーは3600mAhのものを搭載。

ここ最近のAndroidスマホはハイエンドの製品でも3000mAh以下の製品がほとんどであることを考えると、かなり大容量だといえる。

 

YouTubeのHD動画連続再生テストでは、画面の明るさを150カンデラ(honor6 Plusの場合70%)に統一し、

Wi-Fi接続でYouTubeのHD動画を連続再生。

iPhone 6 Plusよりは短いものの、2600mAhのGalaxy S6 edgeと比べると、honor6 Plusは容量の分だけ再生時間が長い結果になった。

YouTubeのHD動画連続再生時間
バッテリー容量 YouTube再生時間
honor6 Plus 3600mAh 9時間22分
iPhone 6 Plus(ドコモ) 2915mAh 11時間7分
Galaxy S6 edge(SCV31) 2600mAh 6時間53分

 

付属の5V2A出力対応ACアダプターでの充電時間は、0%からフル充電まで2時間27分かかった。

0%から50%までは58分だ。最近のスマホに多い、QuickCharge 2.0対応充電器を使って30分で約50%充電といった「急速充電」には対応していない。

LTEは郊外エリア向けの800MHz帯に非対応

楽天モバイルをはじめ、多くのMVNO事業者はNTTドコモの回線を借り受けてサービスを提供している。

だが、実際にドコモがサービスを提供しているすべてのエリアで利用できるかは、スマートフォン側の対応周波数が大きく影響する。

 

honor6 Plusは、LTEの対応周波数は多くのエリアをカバーするB1(2100MHz帯)と東名阪をカバーするB3(1800MHz帯)に対応するが、

郊外エリアをカバーするB19(800MHz帯)には対応していない。

3Gは郊外エリアをカバーするB6とB19(ともに800MHz帯)に対応しているので、郊外エリアでLTEが使えなくても大半の場合は3Gなら利用できるはず。

ドコモ向けエリアの対応周波数(LTE)
周波数 2.1GHz 1.8GHz 800MHz 1.5GHz 700MHz
Band Band 1 Band 3 Band 19 Band 21 Band 28
対応状況 × × ×

 

ドコモ向けエリアの対応周波数(3G)
周波数 2.1GHz 800MHz
Band Band 1 Band 6 Band 19
対応状況

 

最大通信速度は下り最大150Mbps(LTE Category4)に対応。VoLTEには対応していない。

Huawei独自の「Emotion UI 3.0」を搭載

ホーム画面はHuawei製スマホ共通の「Emotion UI 3.0」を採用。

一般的なAndroidのUIと違ってドロワーはなく、ホーム画面上に並んだすべてのアプリを並び替えたり、ウィジェットを追加したりしてカスタムする。

どちらかといえばiOSの操作性に近い。

 

プリインストールアプリとして、ホーム画面には楽天グループの「楽天市場」や「楽天Kobo」などのアプリがずらりと並ぶ。

ドック部分には通話アプリの代わりに、楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが提供する通話サービス「楽天でんわ」と、

同グループのバイバーメディアが運営する無料通話アプリ「Viber」の両方を並べる念の入りよう。

通話対応SIMの利用なら楽天でんわアプリを使うと通常の通話を半額の10.8円/30秒にできるので、そのまま使うのもいい。

 

スリープ状態から片手親指だけで復帰する機能も搭載する。大画面モデルでホームボタンがやや押しにくいだけに、うれしい仕様。

標準設定では無効になっているが、スリープ時からダブルタップでの復帰と、ジェスチャー操作でのアプリ起動を有効にできる。

しっかりとタッチしないと反応しないが、反応が過敏でも誤操作の問題が出てくる。

ダブルレンズでデジタル一眼ふう写真を撮る

背面には裏面照射型の800万画素カメラを2つ搭載する。

このダブルレンズ最大の特徴が、デジタル一眼ふうのボケ味を楽しめるワイドアパーチャ撮影。

カメラを起動して右スライド操作でワイドアパーチャ撮影モードに切り替えると、ピントの合っている場所以外をボカしたデジタル一眼ふうの味がある写真になる。

もちろん撮影時にも絞りなどの設定を変更できるが、ワイドアパーチャ撮影の真骨頂は撮影してギャラリーで再生してから。

 

撮影した写真をギャラリーアプリで再生し、画面上のシャッターボタンを押すと、撮影した写真も再度ピントやボケ味を変更できる。

ピントや絞り設定の自由度が高く、絞りをF0.95-F16の範囲で変えると、全体がボケボケの写真から全体にしっかりピントが合った写真にまで変更できる。

 

背景にだけピントを合わせたり、ピントの合っていない部分にエフェクトをかけることも可能。

もちろん、変更後の写真は800万画素の写真として個別に保存できる。

 

なお、金網ごしの撮影など狭い範囲で前後の距離が大きく異なる被写体や、暗い場所での撮影ではうまくボカせなかった。

 

ダブルレンズはワイドアパーチャ撮影以外にも、約0.1秒の高速オートフォーカスなど撮影を補助する機能がある。

実際に複数の写真を撮影したところ、確かにオートフォーカスはiPhone 6 Plusと比べてもワンテンポ速かった。

また、明暗差が激しいシーンや複雑な光源下でも、白飛びや黒つぶれ、フレアやゴーストが出にくく、

スマホのカメラとしてはかなり高画質ものという印象を受けた。

 

通常の撮影モードでは、2つの800万画素の画像を合成して1300万画素の写真を撮影可能。

本来は手ブレや被写体ブレに弱いHDR撮影も、2つのカメラを生かしてブレずに撮影できた。

スローシャッターにはなるが、夜に車の光の軌跡を撮れるスーパーナイトモードも搭載する。

 

インカメラにも裏面照射型の800万画素CMOSセンサーを搭載。

通常はメインカメラに搭載されるレベルのカメラだけあって、屋外の明暗差が激しいシーンでも、白飛びや黒つぶれが少なく解像感のある写真を撮影できた。

標準では目鼻立ちと美白効果を10段階で設定するビューティモードがオンになっている。

カメラが楽しい・大容量バッテリーでスタミナもある

honor6 Plusを短期間触って印象に残ったのは、何よりもダブルレンズカメラの画質の良さと、ワイドアパーチャ撮影の楽しさ。

 

ワイドアパーチャ撮影は、SNSウケを狙った写真からアーティスティックな写真まで、大型のデジタル一眼がなくても気軽に楽しく撮影できる。

オートフォーカスが高速で明暗差の激しいシーンにも強いので、失敗を気にせずにテンポよく写真を撮影できる。

スマホではなく、データ通信専用SIMと組み合わせてネット対応デジカメとしても使いたくなる。

 

さらに、カメラ撮影し続けても大容量バッテリーで電池切れしにくく、撮った写真は高速なプロセッサと鮮やかな液晶で再生可能。

全体のバランスがよく取れている。

 

高画質カメラのスマホはほかにもあるが、SNSへの投稿や人に見せて楽しい写真の撮影という点で比較するとhonor6 Plusは現行スマホでトップクラスといっていい。

気軽にデジタル一眼ふうの写真を撮って投稿したいカメラ男子やカメラ女子から、

新技術に興味があるガジェット好きまで広くオススメしたい端末。

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