格安SIM mineo 「2015年7~8月料金」基本機能、実行速度、サポート体制をレビュー

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mineo

mineoは、eo光をはじめインターネット接続サービスを手がけるケイ・オプティコムが提供する格安SIMサービス。

ケイ・オプティコムは大阪に本社を置く関西の大手通信事業者。

関西電力が出資している会社であり、インターネット普及期に生まれた電力系通信事業者の1つ。

関西方面で個人向け、法人向けのインターネット接続サービス、それに付随したIP電話やケーブルテレビの提供を行っている。

auのMVNOである「mineo」の提供を開始したのは2014年6月。

MVNOへの参入は比較的遅かったが、まったく異なる事業からの新規参入組と違い、

ケイ・オプティコムはもともとモバイルに近い領域で事業を展開しているのが強みの1つ。

例えば、かつてはアステルのPHS事業も手がけ、「eoモバイル3G」「eoモバイルWiMAX」といった定額モバイルサービスも展開していた。

2013年から提供している050の通話アプリ「LaLa Call」もケイ・オプティコムのもの。

また「eoスマートリンク」と呼ばれる、「eo光」とタブレットを組み合わせたサービスも2012年に始めている。

そのeo光は、「auスマートバリュー」で組める固定通信の1つでもある。

このようにモバイル分野で見ても、相応の歴史を有した大手事業者であることが分かる。

そのmineoは、開始当初は「KDDI系初のMVNO」ということで大いに話題となった。

その後、独自端末も加わり、料金プランの改定も行われ、ファンサイトの「マイネ王」も開設した。

こうしたさまざまな取り組みが功を奏したようで、契約者数も増えている。

このように順調そうに見えるmineoだが、大きくつまずく出来事があった。

それが2014年9月の「iOS 8へアップデートすると利用不可になる」という問題。

ドコモ系MVNOは問題なく使えているなか、mineoは不可という一人負け状態。

加えてiPhone 6/6 PlusはiOS 8をプリインストールしているので、iPhoneユーザーにとってmineoは選びにくい状況となった。

つい最近になって下記のように、iPhoneでもKDDI系のMVNOサービスを利用できる方法が見つかったが(推奨されてはいない)、

この影響はいまだに尾を引き、mineoの公式サイトではiOS 8.4になった現在も利用できない旨がアナウンスされている。

そこでケイ・オプティコムが打った手が、5月に発表されたmineoの「ドコモMVNOプラン」だ。

KDDI回線に加えてドコモ回線を用いたサービスを9月に開始する予定で、

日本初となる個人向け「マルチキャリアMVNO」として事業を展開する。これでiPhoneも安心して使えるようになるはずだ。

加えて海外渡航者、訪日外国人向けのプリペイドSIMも販売開始し、アンテナショップの設立と最低利用期間の撤廃も発表。

矢継ぎ早にサービス内容を強化しており、その効果が今後どのように現れるのか楽しみ。

料金プラン 容量別に4コースを用意

データ通信専用の「mineo シングルタイプ」と、音声対応SIMの「mineo デュアルタイプ」があり、

どちらも月の通信容量別に4コースを用意している。プランは計8プラン。

最大容量は月5Gバイトまでと、ヘビーユーザーにはやや物足りない。ただしこれらはKDDIの回線を使用するもの。

9月からドコモ回線を用いたプランも始まり、サービスが拡充される。

最安はデータSIMの月500Mバイトのプランで月700円。月1Gバイトのプランは月850円だが、これは初月+1Gバイトのサービスがある。

最も高いプランはデュアルタイプの5Gバイト/月2190円。

なお、mineoはデータSIMでも無料でSMSを使える。ほかのMVNOでは月額基本料を取っていることが多いので、うれしいポイント。

容量のシェアは「グループシェア」となっており、あらかじめ「パケットシェアグループ」に追加した回線番号とシェアができる。

1つの回線で複数のSIMを使ってシェアするわけではないので注意。

容量の追加は150円/100Mバイト、1回10口まで、有効期限は翌月末となっている。

通信規制は直近3日間で3Gバイト以上の使用により制限される場合がある。

最低利用期間については通話SIMであっても撤廃されているが、

MNPに関しては12カ月以内で転出すると、転出手数料が1万1500円(通常2000円)となる。

これは解約金ではないものの、ユーザーから見ればほぼ同様なので、表では通常転出時の2000円分を引いた9500円を「最低利用期

間」「解約金」の部分に記載した。

テザリングは機種によって可能だが、iOS 7のiPhoneは不可。SIMサイズはmicro、nanoの2種類で、標準SIMは用意されていない。

au系MVNOであることに加え、2014年後半の参入ということもあって、そもそも動作確認端末一覧を見ても標準SIM対応の古い端末がな

い。

通話料金の割引、固定回線とのセット割はないものの、2~3月にかけて基本料割引キャンペーンを実施していたので、

今後似たようなキャンペーンがあるかもしれない。

「mineo シングルタイプ」の料金プラン(データ通信専用SIM)
プラン名 500MB/月 1GB/月 3GB/月 5GB/月
月額料金 700円 850円 980円 1580円
初期費用 3000円
最低利用期間
解約金
なし
通信速度
(超過後通信速度)
150Mbps(500Mバイト超過時は200kbps) 150Mbps(1Gバイト超過時は200kbps) 150Mbps(3Gバイト超過時は200kbps) 150Mbps(5Gバイト超過時は200kbps)
データ通信量
(上限/期間)
500Mバイト/月 1Gバイト/月
(初月のみ2Gバイト)
3Gバイト/月 5Gバイト/月
SIMサイズ micro
nano
※2015年8月18日時点。

 

「mineo デュアルタイプ」の料金プラン(音声対応SIM)
プラン名 500MB/月 1GB/月 3GB/月 5GB/月
月額料金 1310円 1460円 1590円 2190円
通話料 20円/30秒
無料通話分(月間) なし
通信速度
(超過後通信速度)
150Mbps(500Mバイト超過時は200kbps) 150Mbps(1Gバイト超過時は200kbps) 150Mbps(3Gバイト超過時は200kbps) 150Mbps(5Gバイト超過時は200kbps)
データ通信量
(上限/期間)
500Mバイト/月 1Gバイト/月
(初月のみ2Gバイト)
3Gバイト/月 5Gバイト/月
SIMサイズ micro
nano
初期費用 3000円
最低利用期間
解約金
12カ月(MNP)
9500円(MNP)
高速化/容量追加オプション(価格/容量) 150円/100Mバイト
MNP転入/転出 ○/○(2000円)
音声通話オプション お留守番サービスEX(月300円)、三者通話サービス(月200円)、迷惑電話撃退サービス(月100円)、着信転送サービス(0円、以下同)、割込通話サービス、番号通知リクエストサービス、ボイスメール、LaLa Call
※2015年8月18日時点。

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